ニュースの報道を受けて

新年も1ヶ月が過ぎ、ますます寒さが強くなっていますね。

日中との寒暖差もあるので、新型コロナやインフルエンザも含め、体調管理に一層気をつけながらお過ごしください。

先日、歯科医療界においても衝撃的なニュース報道を目に致しましたので、それについて私見を述べたいと思います。

関東の方の歯科医院で、矯正歯科における集団提訴が行われた、との事です。

ニュース報道等が正しいと前提にするのであれば、医療として良くない事だと遺憾に思います。

矯正歯科などにおけるモニター価格などを謳い、良い口コミなどを書く代わりに?キャッシュバックを行うので、実質料金が軽減されるなどの内容であったとという事です。

報道を受けて、様々なご意見もあると思います。

一般歯科診療を主に行わせて頂いている私としましては、矯正歯科というものは一般歯科診療とはまた別物に近いものだと感じております。

私自身も歯科医師として診療に従事する中で、過去に数年間ほど、矯正歯科を真剣に勉強させて頂きました。そして世の中には一般診療をされながら矯正歯科の勉強もし、矯正歯科の素晴らしい知見をお持ちの先生方もおられる事を存じております。

が、一般歯科診療と矯正歯科診療は一緒のようでもあり、全くの畑違いでもあります

歯科診療の中で、一番特殊な分野であり、『専門性』という言葉が一番しっくりくると思います。

私はそのように強く感じましたし、何より矯正歯科を受診される患者さん、患者さんの親御さんに、より安心して診療させて頂くにあたり、当院では矯正歯科に関しては専門の先生に診て頂くように開院当初より整備しております。

今後、歯科業界にこのような報道が新たにない事を祈ります。

新年を迎えまして

遅くなりましたが改めまして、明けましておめでとう御座います。

本年もスタッフ一同、皆様に寄り添えるよう努力を重ねて参りますのでどうぞ宜しくお願い申し上げます。

本年、吹田市歯科医師会より、山田第二小学校の歯科校医を任命されました。

地域の皆様に尽力できるよう頑張りたいとより一層気の引き締まる想いです。

ニュースでは、新型コロナの5類以降が春を目処に検討されているということで、

本年こそはようやく社会が正常に戻っていくのではないかと思います。

引き続き、対策はしっかりと行いながら、コロナ以前に近い状態に戻れることを期待しております。

今年も一年どうぞ宜しくお願い申し上げます。

今年を振り返って

気づけばもう12月で、年末年始が迫っている事を実感している人が多いのではないでしょうか?

今年も、新型コロナを始め、いろいろな事がありましたね。

そんな中、当院は今年6月に開業させて頂き、ここまでスタッフと共に一生懸命走り続けて参りました。

おかげさまで、多くの方々を診察させて頂き、また、時には貴重な意見をいただくこともあります。

これからも当院は、様々なご意見や患者様のご要望を取り込みながら、『昨日よりも今日の方がより良い医院』を創り上げていきたいと存じます。

まだ年末まで1ヶ月程度ありますが、体調に気を付けながら皆様もお過ごしください。

ちなみに年末年始の診察は以下のようになっております。

年末年始の診察

年末  12月29日 〜12:30 まで

年始   1月05日〜   通常通り

訪問歯科診療を開始しました。

地域の皆様にお知らせがございます。

開院させて頂いて以来、様々な患者様の診療をさせていただく中で、付き添いの方の補助や送迎が無いと通院が難しい患者様を度々お見受け致します。

通院が困難な事で足が遠のいてしまい、本来であれば早期に解決できた問題が複雑化していく患者様にどのように対応させて頂いたら良いかを考える中で、当院は訪問診療を開始する事と致しました。

加齢現象の中で、お口の環境の悪化はお口の問題だけに留まらず、誤嚥性肺炎・心疾患・糖尿病など、全身への悪影響を及ぼす事が判明しております。治療だけでなく、口腔ケア(メンテナンス)を継続する事で、様々な疾病の発症率を下げることに繋がります。

訪問歯科診療をご希望される方や、気になる事がある方は、お気軽にご連絡の上、ご相談ください。

当院スタッフ一同、誠心誠意、対応させて頂きます。

しらいし歯科 スタッフ一同

お口の中の微生物

お口の中にはたくさんの微生物が存在しています。

その微生物たちがうまくバランスを保ってくれている事で、私たちの健康(健口)は成り立っているのです。

人間には病気やリスクに対しての防御因子が存在します。

その防御因子の特性を皆さんはご存知でしょうか?

今回は防御因子の一つについてご紹介致します。

『防御因子』とは、[病気に向かうよりも、健康に向かうことに関わる因子]と定義づけられています。

例えば、健康的な食事や適切な運動は心疾患に対しての『防御因子』となり、このような防御因子を利用した食事療法や運動療法がすでに利用されています。

歯科においても、防御因子を利用した療法は多数存在し、現在の口腔環境のアンバランスの修正だけでなく、将来的な口腔環境のアンバランスの予防にも繋がリます。

歯を健全な状態に保つためにもっとも重要な因子のひとつは、pHです。

そもそもpHとは、物質の酸性またはアルカリ性の度合いを示す数値です。

pHが低くなるほど、物質はより酸性になります。

pHが高くなるほど、物質はよりアルカリ性になります。

pHの尺度は1〜14まであり、1がもっとも酸性で、14がもっともアルカリ性です。

また、7は中性を意味し、水(H2O)は通常、中性です。

歯科領域ではpH5.5の値が重要です。

なぜかと言いますと、pH5.5以下の口腔環境では、歯の脱灰が始まることがわかっています。

一方、pHが5.5以上に回復することによって、歯の再石灰化が誘導されます。

多くの口腔内微生物は、増殖のために、ほぼ中性の環境を好み、酸性やアルカリ性への急激な変化に敏感です。

プラーク中の正常な細菌叢に生息する細菌(特に酸非産生菌群)は、短時間の軽度な酸性環境下なら耐えることは出来ますが、長時間または頻回に酸性環境に曝された場合、増殖が著しく阻害されたり、死滅したりします。したがって、口腔内のpHが急激に低下したり、低pHの状態が長時間続くと、酸産生菌や耐酸性菌(う蝕病原性細菌)の定着と増殖が誘導されうる事となるのです。

口腔環境のpHの安定を図る事がひいては予防に繋がります。

皆様もよかったら参考にしてくださいね。

失った歯の回復治療

現在の歯科治療では、歯を失った場合、その後どのように回復していくかの選択肢が4つしかありません。

・可綴式(取り外し)の義歯 → 入れ歯

・固定式の義歯 → ブリッジ

・人工歯根植立 →インプラント

欠損部位への親知らずの移植 → 歯牙移植

今回は歯牙移植についてご紹介致します。

歯牙移植とは、失った歯の場所に健全な親知らずを移動させる方法です。

条件次第では保険適応の治療法となり、最大のメリットはご自身の歯でもう一度噛める状況が再現できます。

ご自身の組織だけで構成される治療法なのでインプラント治療やブリッジ治療よりも優れています。

治療法について、分からない事がある場合はいつでもご相談ください。