先日の日曜日に東京慈恵会医科大学に嚥下障害と栄養管理に関するセミナーに参加して参りました。
実技を含んだ演習があり、様々な地域からお集まりになられた高名な先生方に嚥下内視鏡の手技などについて学ばせて頂きました。
接触嚥下の分野は、一般的な歯科医師がなかなか敬遠する場所であり、医師の先生方でも説明がつきづらい事象もあり、難しいと言われる分野です。
ただ、この分野には『食の楽しみの全て』が詰まっており、非常に重要な機能です。
そして、栄養士さんとの連携も非常に重要です。
高齢化していく中で、様々な機能が低下していきますが、嚥下機能も同じです。
もし、人間から正常な嚥下機能が失われたら、どのようになると思いますか?
多分ではありますが、『世の中の全てに価値を感じなくなる』と思います。
もしそのように困っている方々がおられたときに、少しでも助力させていただけるように、これからも研鑽を深めていきたいと思います。