皆さま、こんにちは。
今回は歯周病のリスク検査についてお話ししたいと思います。
歯周病とは、歯ぐきの病気であり、骨の病気ではありません。
ですが、歯ぐきが病気になると、結果として歯を支える骨を失っていきます。
人間の骨は実はすごい賢くて、骨髄などにばい菌が感染しないようにばい菌が近付いてくると骨自身がバイ菌から遠ざかるように逃げていくのです。
この現象が、歯を支える骨が溶けると言われる現象の真実です。
当院は予防歯科に力を入れており、全国的にもまだまだ導入されている医院は少ないですが、歯周病のリスクを数値化して検査する器械を取り入れております。
予防歯科で有名な大阪大学 天野先生が率いる、大阪大学大学院歯学研究科 予防歯科学教室の開発協力のもと、製品化された orcoa(オルコア )です。
この器械は、歯周病を特に進行させると言われているP.g菌をPCR法にて検出し、数値化しお口のリスクを術者サイドと患者さんがお互いに共有することで、更なる『健口』に役立てるものです。
興味のある方は、お電話や受付などでお伝えください。